【8月31日 AFP】欧州連合(EU)は30日、米国で新型コロナウイルス感染者数が増加していることを受け、加盟国に米国人観光客に対する渡航制限を再導入するよう勧告した。

 欧州理事会(European Council)は、不要不急の渡航に対する制限を免除されている地域からイスラエル、コソボ、レバノン、モンテネグロ、北マケドニア、米国の6か国・地域を除外すると発表した。

 加盟国には勧告に従う義務はなく、各国はそれぞれの判断で、ワクチン接種を完了した米国人観光客の渡航を許可することもできる。しかし、これまでのところEU加盟国の大半は、理事会の勧告に従っている。(c)AFP