【8月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)のジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は25日、契約が満了になる2023年でチームを退団する考えを明かし、その後は代表チームを指揮したいと語った。

 50歳のグアルディオラ監督は「このチームで7年を過ごした後は休養を取る」と述べた上で、「われわれが成し遂げてきたことに目を向け、将来に向けたモチベーションを検討する必要がある」と続けた。

「その過程の中で、南米や欧州の代表チームを率いてみたい。コパ・アメリカ(Copa America)を経験したい」

 米スポーツ専門チャンネルESPNのブラジル版が報じたところによれば、ブラジルの証券会社XPインベスティメントス(XP Investimentos)が主催するオンラインイベントに参加したグアルディオラ監督は「代表チームが次のステップになるだろう」と述べた。

 だが、そのチームがブラジルであるとは考えていないようで、「ブラジルの監督はいつだってブラジル人が務めていると思う。ブラジルのようなチームを外国人が率いるのは考えられない」とも話した。

 現役時代、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)で多くのトロフィーを獲得し、指導者になってからもチームに数々のタイトルをもたらしてきたグアルディオラ監督だが、これまで代表チームを指揮した経験はなく、選手としてもスペイン代表でタイトルには縁がなかった。

 同日に行われたこのイベントには、米国のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)元国務長官や、パキスタン出身の人権活動家でノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)受賞者のマララ・ユスフザイ(Malala Yousafzai)さんらも参加した。(c)AFP