ケインがスパーズ残留を明言 チームへの貢献に「100%集中」
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【8月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のFWハリー・ケイン(Harry Kane)は25日、今夏はチームに残留すると明かし、マンチェスター・シティ(Manchester City)への移籍をめぐる臆測に自ら終止符を打った。
28歳のケインはトッテナム歴代2位となる通算221得点をマークしているが、クラブでも代表でもいまだ主要タイトルを獲得できていない。そうした状況の中で、ケインは悲願のタイトル獲得を目指し、幼い頃からプレーしてきたトッテナムを退団する意思を明らかにしていた。
しかし、2018年にケインが結んだ6年契約はまだ3年残っているため、トッテナムのダニエル・レビー(Daniel Levy)会長は、今月初めに英国記録の1億ポンド(約151億円)でジャック・グリーリッシュ(Jack Grealish)を獲得したシティに対し、その額を優に超える移籍金を要求することができた。
プレシーズンの活動に遅れて合流したケインは、チームがシティに1-0で勝利したプレミアリーグ開幕戦を欠場していた。しかし、1-0で勝利した前週末のウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)戦の途中から今季初出場を果たすと、トッテナムのファンから温かく迎えられた。
ケインはツイッター(Twitter)に「日曜日(ワンダラーズ戦)のスパーズファンの歓迎ぶりや、この数週間でいただいた応援のメッセージを見て信じられないような気持ちになった」と投稿した。
「今夏はトッテナムに残留し、チームの成功に貢献できるよう100パーセント集中する」
報道によれば、トッテナムはシティから提示された1億2500万ポンド(約189億円)のオファーを拒否したという。(c)AFP/Kieran CANNING