【8月26日 AFP】イタリア・セリエAは25日、新型コロナウイルスに関連した帰国後の隔離義務を理由に、選手のW杯カタール大会(2022 World Cup)予選への派遣を拒否するクラブを支持すると発表した。

「再入国後の隔離が義務付けられている国への招集について、例外を拡大しないという国際サッカー連盟(FIFA)の決定」に反対の姿勢を示したセリエAは、「それらの国への選手の渡航を認めたチームと戦力の格差が生まれる」と主張した。

 これに先立ちイングランド・プレミアリーグは24日、英国政府が「レッドリスト」国に指定し、帰国後に隔離が必要になる国の代表選手を、9月の代表戦に派遣しないと発表。 スペインリーグも9月と10月の試合に選手を派遣しないクラブを支持すると表明した。

 これを受けてFIFAのジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長は、代表戦との「連帯を示す」よう両リーグと両国連盟に要求し、英国政府には選手に隔離免除を認めるよう要請した。

 6月から7月の欧州選手権(UEFA Euro 2020)期間中に英国が新型コロナウイルスの関連規制を緩和した後、同国政府に自らコンタクトを取ったというインファンティーノ会長は、「ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相に書簡を送り、必要な支援を訴えた。特にW杯予選で選手が国を代表する機会を奪われないようにするためだ」と明かした。

「今は来るW杯予選に代表選手が派遣されるよう、全方位に働きかけている」 (c)AFP