【8月28日 AFPBB News】1週間のSDGsニュースを振り返る。

エアビー、アフガン難民2万人に無料で滞在場所提供

 米民泊仲介大手「エアビーアンドビー(Airbnb)」は24日、世界各地でアフガニスタン難民2万人に滞在先を無料で提供すると発表した。イスラム主義組織タリバン(Taliban)のアフガン制圧を受け、首都カブールから大勢が避難している。

 ブライアン・チェスキー(Brian Chesky)最高経営責任者(CEO)はツイッター(Twitter)に、「米国やその他の地域で、アフガニスタン難民の退避と居住先確保が、現代の最大の人道危機の一つとなっている」と書き込んだ。「われわれは、支援を強化する責任があると感じる」

米バージニア州の国際空港に到着後、バスに乗るために移動するアフガニスタンから避難してきた人々(2021年8月23日撮影)。(c)ANDREW CABALLERO-REYNOLDS / AFP

女性初のパラ難民選手、東京大会出場は「名誉」 女性障害者の模範目指す

 女性初のパラリンピック難民選手、アリア・イッサ(Alia Issa、20)は23日、東京大会への出場は「名誉」だと述べ、障害のある女性たちにスポーツをしようと呼び掛けた。

 陸上こん棒投げに出場するイッサは記者会見で「障害がある女性たちに家にこもらず毎日スポーツに挑戦し、外の世界に行くよう伝えたい。私はその最初の模範になりたい」と語った。

 「人生の中でパラリンピックに出場できるなんて、しかも、東京パラリンピック大会で女性初の難民選手になるなんて思いもしなかった。大きな名誉です」

東京都内で記者会見に臨むパラリンピック難民選手団のアリア・イッサ(2021年8月23日撮影)。(c)Behrouz MEHRI / AFP

ブラジル先住民、大統領府近くで座り込み 保護区めぐる政策に抗議

 ブラジルの先住民数千人が23日、首都ブラジリアで野営し、先祖伝来の保護区をめぐるジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領の政策と取り組みに抗議する座り込みを実施した。

 参加者らは22日、大統領府や議会、最高裁判所など近代的な建物が並ぶ政治の中心地付近に、「生きるための闘い」と称しテントを張った。

 座り込みは1週間の予定。主催団体のブラジル先住民族連合(APIB)によると、ボルソナロ氏の「反先住民政策」に対する抗議活動が行われる。最高裁が25日、先住民の土地の保護に関する判決を下す前に、圧力をかける狙いがある。

ブラジルの首都ブラジリアで、ジャイル・ボルソナロ大統領に抗議するため座り込みをする先住民(2021年8月23日撮影)。(c)CARL DE SOUZA / AFP

スコッチ作り、モルトかすからトラック燃料を 

 英スコットランド北東部にあるウイスキー蒸留所では、製造過程で出る廃棄物をトラックの燃料として利用している。

 グレンフィディック蒸留所(Glenfiddich Distillery)のカースティ・ダニャン(Kirsty Dagnan)所長は「ポットエールやドラフといった廃棄物を取り出し、車の燃料にできるガスに変換しています」と説明する。「国内各地に蒸留酒など自社製品を輸送するために、超低炭素の再生可能資源を燃料とする車両を所有しています」

 蒸留かすによる発電は広く行われているが、蒸留所として自社トラックの燃料にバイオガスを使用したのは、グレンフィディックが初めてだ。

超近代都市国家シンガポールの暗い秘密…今も続く女性器切除

 アジアの都市国家シンガポールは近代的で国際的だが、少数派であるマレー系イスラム教徒の間で、女性器切除(FGM)は伝統的な慣習としてひっそりと続けられている。

 サザ・ファラディラ(Saza Faradilla)さん(26)は22歳の時、自分がまだ赤ん坊の頃に女性器を切除されていたことを知った。シンガポールの社会的価値観は保守的で、世界の大半で禁止されているFGMが今も違法とされていない。多くの女性は10代以降になるまで、自分がFGMを受けたことに気付かない。

 サザさんらイスラム教徒の女性を中心とするグループは、インスタグラム(Instagram)やパンフレットを使って昔からの慣習であるFGMに対する思い込みを正し、女性器を切除された人々をサポートするワークショップを運営している。

シンガポールで女性器切除(FGM)に挑むサザ・ファラディラさんら女性グループが配布しているパンフレット(2021年6月26日撮影)。(c)Roslan RAHMAN / AFP

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