【8月26日 AFP】フランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のレオナルド(Leonardo Nascimento de Araujo)スポーティング・ディレクター(SD)は25日、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)の獲得に向けてスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)から届いた1億6000万ユーロ(約207億円)のオファーを「不十分」として拒否したと明かした。

 その一方で、今シーズン限りで契約満了となるエムバペが退団を望めば、チームは引き留められないだろうとの見解を示し、AFPを含む複数のメディアに対して、「キリアンを引き留めて契約を延長するというのが、われわれの一貫した姿勢だ」と述べた。

 2017年にASモナコ(AS Monaco)から1億8000万ユーロ(約233億円)の移籍金でPSGに加わったエムバペをめぐっては、24日になってレアルが獲得オファーを送ったことが報道で明らかになっていた。

 エムバペがPSGとの契約を延長しなかった場合、レアルは来夏にフリーでの契約も可能となるが、依然として今夏の獲得に向けて動いている。

「退団を望む選手は出て行くだろう。クラブやわれわれの持つプロジェクトは、どんな選手よりも重要だ」と述べたレオナルドSDは、エムバペに対するレアルのアプローチは「敬意を欠く」として非難し、「われわれはキリアンのために全力を尽くしてきた。今回の移籍市場だって、彼を中心に構築してきた」と強調した。

 だがレオナルドSDは、エムバペが移籍を望んでいるのは「明らかな様子」だと認めた上で、同選手は「フリートランスファーで出て行くことはないと以前から約束している」と明かした。

 こうした発言からは、レアルがオファー内容を改善さえすれば、エムバペが今月中に退団する可能性が高いことがうかがえる。(c)AFP