【8月14日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは13日、第1節の試合が行われ、74年ぶりのトップリーグ挑戦となったブレントフォード(Brentford FC)は、初めて満員となった本拠地ブレントフォード・コミュニティー・スタジアム(Brentford Community Stadium)でアーセナル(Arsenal)に2-0で勝利した。

 ビーズ(Bees、ブレントフォードの愛称)は新しいホームスタジアムでの最初のシーズンとなった昨季を無観客で過ごしていたが、声援を送る約1万7000人のファンの前でのプレミア初戦でチームは底力を発揮。セルジ・カノス(Sergi Canos)とクリスティアン・ノアゴール(Christian Norgaard)の得点で勝利を手にした。

 ブレントフォードのトーマス・フランク(Thomas Frank)監督は「何という雰囲気だろう。プレミアリーグの開幕を迎え、自分たちのファンにとっては夢のようだろう。われわれはリーグ首位だ。どの勝利も喜んでいくつもりだが、もっともっと勝ちたい」と語った。

 一方でアーセナルのミケル・アルテタ(Mikel Arteta)監督は、早くも重圧にさらされている。

 2シーズン連続で8位に終わっているアーセナルは、次戦にチェルシー(Chelsea)、第3節にはマンチェスター・シティ(Manchester City)との試合が控えており、指揮官には9月の国際試合週間の前までにチームを立て直すという尻込みするような任務が待ち受けている。(c)AFP/Kieran CANNING