【8月8日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間8日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は428万7427人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億227万4390人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 7日には世界全体で新たに9373人の死亡と69万1420人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの1498人。次いでブラジル(990人)、米国(856人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに61万6718人が死亡、3573万9777人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は56万2752人、感染者数は2015万1779人。以降はインド(死者42万7862人、感染者3193万4455人)、メキシコ(死者24万4248人、感染者296万4244人)、ペルー(死者19万6873人、感染者212万4128人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの597人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(284人)、ブラジル(265人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が139万154人(感染4148万9417人)、欧州が121万1528人(感染5948万6360人)、アジアが69万9596人(感染4611万5997人)、米国・カナダが64万3381人(感染3717万7857人)、アフリカが17万6624人(感染698万5972人)、中東が16万4695人(感染1092万5737人)、オセアニアが1449人(感染9万3054人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP