【8月6日 AFP】(更新)サッカーアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、20年にわたり所属してきたスペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)との契約更新をめぐる交渉で合意を確定できず、退団が決まった。同クラブが5日、発表した。

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 FCバルセロナは、両者の間で合意がなされたものの、「経済的・構造的な障害により正式なものにできなかった」と説明。「この状況を受け、リオネル・メッシはバルセロナとの関係を今後継続しない。選手とクラブ双方の願いがかなわなかったことを、両者は非常に残念に思う」と表明した。

 史上最高峰のサッカー選手として知られるメッシはバルセロナ残留が確実視されていたため、今回の発表は予想外の展開となった。メッシは昨年8月にもフリーで退団することを試みていたが、今回の交渉では5年間の契約更新に応じ、39歳となる2026年までバルセロナでプレーするものとみられていた。

 34歳のメッシは2000年、13歳の若さでバルセロナと最初の契約を交わした。だが今年6月30日には契約満了に伴い、フリーの選手となっていた。(c)AFP