【8月4日 AFP】東京五輪は4日、陸上競技各種目の決勝が行われ、男子800メートルではエマニュエル・コリル(Emmanuel Korir)とファーガソンチェルイヨット・ロティッチ(Ferguson Cheruiyot Rotich)のケニア勢がワンツーを飾った。

 1分45秒06のタイムで優勝を飾ったコリルは、五輪で2度の優勝を誇るもけがで欠場した同胞デビッド・ルディシャ(David Lekuta Rudisha)の後に続いた。

 1分45秒23で銀メダルを獲得したロティッチに続いて、1分45秒39を記録したポーランドのパトリック・ドベク(Patryk Dobek)が銅メダルを獲得した。

 女子3000メートル障害では、ウガンダのペルス・チェムタイ(Peruth Chemutai)が金メダルを獲得。22歳のチェムタイは残り250メートルほどでラストスパートを仕掛けて米国のコートニー・フレリクス(Courtney Frerichs)を振り切り、9分1秒45のタイムで勝利した。

 フレリクスが9分4秒79で銀メダルを手にし、9分5秒39でフィニッシュしたケニアのヒビン・キエング(Hyvin Kiyeng)が銅メダルを手にした。

 また男子ハンマー投げでは、ポーランドのヴォイチェフ・ノビキ(Wojciech Nowicki)が自己記録の82メートル52を記録し、優勝を果たした。

 ノルウェーのエイビン・ヘンリクセン(Eivind Henriksen)が81メートル58の国内最高記録で2位、4度の世界王者に輝いたポーランドのパベウ・ファイデク(Pawel Fajdek)が81メートル53で3位に入った。(c)AFP