【8月4日 AFP】東京五輪は4日、陸上女子400メートルハードルの決勝が行われ、米国のシドニー・マクラフリン(Sydney McLaughlin)が自身の持つ世界記録を更新する51秒46の走りで金メダルを獲得した。

 21歳のマクラフリンはコースを力強く駆け抜け、第17回世界陸上ドーハ大会(17th IAAF World Championships in Athletics Doha)女王で前回金メダリストの同胞ダリラ・ムハンマド(Dalilah Muhammad)、そしてオランダのフェムケ・ボル(Femke Bol)を上回った。

 51秒46は、マクラフリンが6月の米国選考会で出した51秒90を上回る世界新記録。銀メダルのムハンマドも以前の世界記録を上回る51秒58をマークし、銅メダルのボルも52秒の壁はわずかに破れなかったものの、52秒03の記録だった。

 400メートルハードルでは、前日の男子でもノルウェーのカールステン・ワーホルム(Karsten Warholm)がライ・ベンジャミン(Rai Benjamin、米国)との激闘を制し、こちらも45秒94の世界新記録で金メダルを獲得していた。(c)AFP