【8月4日 AFP】オランダサッカー協会(KNVB)は4日、2022年のW杯カタール大会(2022 World Cup)に向けた同国代表の新監督に、ルイス・ファン・ハール(Louis Van Gaal)氏を迎えたと発表した。同氏がオランダを率いるのは今回が3度目となる。

 欧州選手権(UEFA Euro 2020)でベスト16敗退という悲惨な結果に終わったオランダは、フランク・デ・ブール(Frank de Boer)前監督が6月に辞任しており、「鋼鉄のチューリップ」の異名を取る69歳のファン・ハール氏を招聘(しょうへい)することになった。

 最後にチームを率いたのは、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)時代にまでさかのぼる厳格なファン・ハール氏は、2000年から2002年と2012年から2014年にオランダを指揮。2度目の就任時には、2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でチームを3位に導いた。

 KNVBの発表文の中で、ファン・ハール氏は「オランダサッカーはいつも私の心の近くにあり、代表チームを指揮することは、私の中でわれわれのサッカーをさらに前進させる重要な役割だと思っている。さらに、オランダ代表の監督になるのは名誉だと考えている」と述べた。(c)AFP