【7月29日 AFP】(更新)陸上男子棒高跳び世界王者のサム・ケンドリックス(Sam Kendricks、米国)が新型コロナウイルス陽性となり、東京五輪を欠場することになった。米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)が29日、発表した。

 ケンドリックスは2019年の第17回世界陸上ドーハ大会(17th IAAF World Championships in Athletics Doha)で2連覇を果たし、同種目の世界記録保持者であるアルマンド・デュプランティス(Armand Duplantis、スウェーデン)と共に、東京五輪でも金メダルの有力候補とみられていた。

 USOPCによると、2016年リオデジャネイロ五輪で銅メダリストとなった28歳のケンドリックスは、現在隔離に入っているという。

 東京五輪の陸上競技は最初の種目が30日から開始される。(c)AFP