【7月28日 AFP】(更新)東京五輪は28日、体操男子個人総合決勝が行われ、19歳の橋本大輝(Daiki Hashimoto)が金メダルを獲得した。

 橋本は中国の肖若騰(Xiao Ruoteng)を2位に、ロシア五輪委員会(ROC)の世界王者ニキータ・ナゴルニ(Nikita Nagornyy)を3位に抑え、悲願の優勝を果たした。

 団体総合決勝でナゴルニを擁するROCに次ぐ銀メダルに終わり、もう一つ上を目指す決意を固めていた橋本は3位で最終ローテンションの鉄棒を迎えると、このチャンスを逃すことなく、ほぼミスのない演技を見せた。

 日の丸を肩にかけて笑顔を見せながらスコアを待つ橋本には、まさにやりきった様子が見て取れた。

 鉄棒で14.933点を記録した橋本は合計点を88.465点に伸ばし、88.065点の肖若騰を0.4点上回った。(c)AFP