【7月27日 AFP】東京五輪は27日、体操女子団体総合決勝が行われ、ロシア五輪委員会(ROC)はシモーネ・バイルス(Simone Biles)が途中棄権した米国を抑え金メダルに輝いた。

 団体決勝最初の跳馬で精彩を欠いたバイルスは、その後は演技に戻ることはなかった。

 ROCは五輪3連覇を目指した米国に3点以上の差をつけて優勝。銅メダルは伏兵の英国が獲得した。

 アンジェリーナ・メルニコワ(Angelina Melnikova)がチームを引っ張ったROCは、前日の男子に続く金メダルを獲得。国家ぐるみのドーピング違反により中立旗の下で参加するROCは、世界選手権(FIG Artistic Gymnastics World Championships)と五輪における米国の一強支配に終止符を打った。

 日本は合計163.280点で5位だった。(c)AFP