【7月25日 AFPBB News】東京五輪は25日、卓球女子シングルス2回戦が行われ、生まれつき右ひじから先がない卓球選手のナタリア・パルティカ(Natalia Partyka、ポーランド)は、エジプトのディナ・メシュレフ(Dina Meshref)に13-15、12-10、9-11、4-11、11-7、11-13で敗れ、2回戦で敗退した。

 2000年のシドニーパラリンピックに11歳で初出場を果たしたパルティカは、2008年北京五輪で五輪とパラリンピックの両方に出場した史上初の選手となり、その後も2012年ロンドン五輪、2016年リオデジャネイロ五輪にも出場した。

 2004年のアテネから2016年までのリオデジャネイロまで、パラリンピックで4大会連続で金メダルを獲得したパルティカは、19歳のときにポーランド代表の一員として出場した世界卓球選手権団体戦で、当時世界ランキング6位だったリ・ジャウェイ(LI Jia Wei)から勝利を収めており、健常者と互角に戦えることを証明していた。(c)AFPBB News