【7月25日 AFP】東京五輪は25日、テニス女子シングルス1回戦が行われ、聖火リレーの最終走者を務めた大会第2シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は、メンタルヘルスの問題で休養してから初めての試合で鄭賽賽(Saisai Zheng、ジェン・サイサイ、中国)を6-1、6-4で下し、金メダル獲得に向けスタートを切った。

 アシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)が1回戦で敗れる波乱もあり、金メダル最有力候補となった大坂は、2回戦でヴィクトリヤ・ゴルビッチ(Viktorija Golubic、スイス)と戦う。

 今年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)女王の大坂は、記者会見が精神面に与える影響を訴えて全仏オープン(French Open 2021)を棄権した5月以降、プレーから遠ざかっていた。

 23日に最終走者として聖火台に火をともした大坂は、日本テニス界初の五輪金メダル獲得に挑む。(c)AFP