イラン次期最高指導者にモジタバ師 強硬路線継承へ
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【3月9日 AFP】イランのイスラム聖職者で構成する機関「専門家会議」は8日、米国とイスラエルのイラン攻撃で死亡した最高指導者アリ・ハメネイ師の後継者に息子のモジタバ・ハメネイ師(56)を選出したと発表した。
モジタバ師は、反米強硬路線を継承するとみられる。ドナルド・トランプ米大統領はモジタバ師の選出に反対する意向を示していた。
専門家会議は声明で、「本日の臨時会合で、専門家会議の代表者の投票に基づき、セイエド・モジタバ・ホセイニ・ハメネイ師がイラン・イスラム共和国の第三の指導者に任命された」と述べた。
専門家会議は、選出において「数分たりとも躊躇(ちゅうちょ)はなかった」とした。
モジタバ師は、イランの精鋭部隊であるイラン革命防衛隊(IRGC)と密接な関係を持つ保守派として知られる。
IRGCは8日、モジタバ師が最高指導者に選出されたことを歓迎し、モジタバ師が今後下す「神聖な命令を遂行するために、完全な服従と自己犠牲の準備ができている」と述べた。
イエメンの親イラン武装組織フーシ派もモジタバ師の選出を歓迎。「イスラム革命の新たな勝利であり、イスラム共和国の敵と国家の敵に対する痛烈な打撃」になると述べた。
選出を前にトランプ氏は、モジタバ師を「軽量級で受け入れられない」とし、新しい指導者の任命に自身が関与すべきだと主張していた。また、トランプ政権が承認しなければ、イランの新体制は「長く続かないだろう」とABCニュースに語った。(c)AFP