【7月21日 AFP】東京五輪に出場予定だったオーストラリアの障害馬術選手が、ドーピング検査でコカインが検出されたため、暫定的な資格停止処分を科された。チーム関係者が21日に発表した。

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 資格停止となったのは36歳のジェイミー・カーモンド(Jamie Kermond)で、スポーツ・インテグリティ・オーストラリア(SIA)による薬物検査を受けた後、6月26日に戻ってきたAサンプルからコカインの代謝物が検出された。

 オーストラリア馬術協会(Equestrian Australia)は、「カーモンド選手は暫定的な資格停止の期間中、東京五輪を含む世界反ドーピング機関(WADA)のルールに準拠した大会への参加を禁止される」と発表した。

 オーストラリアの反ドーピングに関する規則では、カーモンドにはBサンプルの分析を求める権利がある。国内メディアの報道によると、オーストラリアの代表団は20日に日本へたったが、カーモンドは同行していないという。(c)AFP