【7月19日 AFP】女子テニスのコリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)は18日、新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したため、東京五輪を欠場すると発表した。

 先日のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)で4回戦まで進出していた17歳の新鋭ガウフは、「東京五輪に出場できなくなったと伝えることになり、とても残念」とツイッター(Twitter)に投稿し、「米国代表として五輪に出場するのはずっと私の夢だった。将来、この夢をかなえるチャンスが何度もあることを願っている」と続けた。今後は手順に従って隔離に入る。

 世界ランキングで25位につけ、今年の全仏オープン(French Open 2021)では初の四大大会(グランドスラム)8強入りを果たしたガウフは、2019年のオーストリア・レディース・リンツ(Upper Austria Ladies Linz 2019)でツアー初優勝を飾り、今年5月のエミリアロマーニャ・オープン(Emilia-Romagna Open 2021)で2勝目を挙げていた。

 テニス界では他にも多くのトップ選手が東京五輪の出場を見送っており、これまでにロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)らの欠場が決まっている。(c)AFP