【7月18日 AFP】23日に開幕する東京五輪に出場する難民選手団を図解でまとめた。

 難民選手団は、2016年のリオデジャネイロ五輪で初めて結成され、同大会には難民たちの権利を代表して10人が参加した。

 今大会に参加するチームは、国際オリンピック委員会(IOC)から奨学金の支援を受けている難民アスリート56人の中から、計29人が選ばれており、陸上や柔道、競泳やテコンドーなどに出場を予定している。

 難民選手団は当初、事前合宿で滞在していたカタール・ドーハから14日に来日を予定していたが、東京へ向かう前に行われた検査で役員1人が陽性だったため、日本への出発を延期している。

 カタールで事前合宿を行っていなかった柔道のアーマド・アリカイ(Ahmad Alikaj)とテコンドーのアブドゥラー・セディチ(Abdullah Sediqi)は、コーチとともに14日に来日している。(c)AFP