【7月15日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)が、リオネル・メッシ(Lionel Messi)と新たに5年契約を結ぶことで基本合意に達したと、14日に同国メディアが報じた。メッシは減給を受け入れることになるという。

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 地元スポーツ紙レスポルティウ(L'Esportiu)は、コパ・アメリカ(2021 Copa America)決勝でブラジル代表を下し、アルゼンチン代表として念願の初タイトルを獲得したばかりのメッシが、「契約解除金6億ユーロ(約780億円)の5年契約にサインする」と最初に伝えた。

 さらにマドリードに拠点を置くスポーツ紙マルカ(Marca)も、レスポルティウの報道に触れ、「(メッシの)給料は50パーセントの減額になる。あとは弁護士が合意について目を通し、OKを出すだけだ。それで残留は正式になる」と報じた。

 マルカによれば、34歳のメッシは来季バルセロナから約2000万ユーロ(約26億円)の基本給を受け取ることになるという。

 また、バルセロナの地元紙であるムンド・デポルティーボ(Mundo Deportivo)は長期契約の要因として、巨額の負債に苦しむクラブの給与上限の縮小を挙げている。

 報道によれば、メッシの契約延長は数日以内に正式発表されるという。(c)AFP