【7月14日 AFP】サッカーイングランド代表のFWマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)の壁画の前に13日、反人種差別のデモ隊が集結した。

 11日に行われたイタリアとの欧州選手権(UEFA Euro 2020)決勝のPK戦でシュートを外したラシュフォードやジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)、ブカヨ・サカ(Bukayo Saka)はネット上で標的になり、人種差別的な暴言が浴びせられていた。

 英マンチェスター・ウィジントン(Withington)地区にある同選手の壁画には落書きが書き込まれたものの、その前には数百人が集まり、心温まるメッセージやイングランドの国旗が掲げられた。

 ラシュフォードは、壁画が支援のメッセージに覆われたのを目にして「泣く寸前だった」と明かしている。(c)AFP