【7月12日 AFP】世界で最も高いビルなど、さまざまな「世界一」で知られるアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)に、今度は世界で最も深いプールが登場した。プール内には「水没都市」が広がっており、探検が楽しめる。

「世界で唯一無二のダイビング施設」を自称するディープ・ダイブ・ドバイ(Deep Dive Dubai)は、7日にオープンした。

 AFPがギネス世界記録(Guinness World Records)で確認したところによると、深さは60メートルで、これまでの「世界で最も深いプール」(の記録)よりも15メートル深い。貯水量は1460万リットルで、五輪サイズのプール6面分に相当する。

 ダイバーは光と環境音楽に導かれて潜り、プールの底でテーブルサッカーなどのゲームをしたり、「放棄された水没都市」を探検したり、植物を観賞したりできる。

 水中撮影や安全確保のため、プールには50台以上のカメラが設置されている。

 ダイビングの料金は1時間135~410ドル(約1万5000~4万5000円)。当面は招待客のみ受け入れるが、近く一般公開する予定だ。(c)AFP