【7月12日 AFP】任天堂(Nintendo)の家庭用ゲーム機NINTENDO64用ソフト「スーパーマリオ64(Super Mario 64)」が11日、競売にかけられ、ゲームソフト史上最高額の156万ドル(約1億7200万円)で落札された。ゲームソフトの落札額が100万ドル(約1億1000万円)を超えるのは初めて。

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 9日に、海外版ファミコンNES用ソフト「ゼルダの伝説(The Legend of Zelda)」の未開封品が87万ドル(約9600万円)で落札され、史上最高額を更新したばかりだった。

 競売を取り扱った米競売会社ヘリテージ・オークションズ(Heritage Auctions)は、いずれの落札者についても身元を明らかにしていない。

 ゼルダ以前の最高額は、今年4月に落札された「スーパーマリオブラザーズ(Super Mario Bros)」の66万ドル(約7300万円)だった。

 近年、昔を懐かしむコレクターの間でレトロゲームの人気が高まっており、競売でレトロゲーム機やソフトの価格が高騰している。

 この1年間、テレビゲームだけでなく、人気ゲーム「ポケットモンスター(ポケモン、Pokemon)」のトレーディングカードや、非代替性トークン(NFT)と呼ばれるデジタル資産も史上最高額で取引されている。(c)AFP