【7月10日 AFP】ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)市は9日、サッカーの聖地マラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)で行われるコパ・アメリカ(2021 Copa America)の決勝に関して、数千人の観客を入れることにゴーサインを出した。

 新型コロナウイルスの流行が国内でも最も厳しい都市の一つであるリオ市は、アルゼンチン対ブラジルの決勝について、スタジアムの収容定員7万8000人の10パーセントに相当する7800人まで動員を認める決断を下した。

 南米最大のサッカー国際大会である今年のコパ・アメリカで、スタンドにファンが入るのはこれが初めてとなる。

 市の広報は同日、大会主催者が「新型コロナウイルスの感染拡大と伝染を食い止める適切な方法を用いながら、関係者の健康を守る手順に則した運営および認証評価」のプロトコルを示したことに基づいて決断したと述べた。

 決勝を戦う両国は、それぞれのファンに向けた2200枚ずつの観戦チケットを受け取ることになっている。チケットについては、アルゼンチンサッカー協会(AFA)がブラジル居住のアルゼンチン人に無料で配布する方針である一方で、ブラジルは分配方法を明らかにしていない。

 コパ・アメリカと同時期に開催されている欧州選手権(UEFA Euro 2020)は、これまで計11の会場でファンが観戦している。観客席9万を誇る英ロンドンのウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われる11日の決勝は、約6万人がスタンドで観戦することになっている。(c)AFP