【7月10日 AFP】世界ボクシング評議会(WBC)は9日、WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(Tyson Fury、英国)と同陣営のメンバーが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性となったため、元同級王者デオンテイ・ワイルダー(Deontay Wilder、米国)とのタイトル防衛戦を延期することを明らかにした。

 WBCはツイッター(Twitter)に投稿した短い発表文で、24日に予定されていた両雄による3度目の対戦が延期になったとする一方で、代替日程については言及せず「フューリー対ワイルダー戦は延期されることになった。陣営とタイソン・フューリーがCOVIDから早期に回復することを祈っている」とつづった。

 米英の複数メディアによると、フューリーと一部の陣営メンバーは米ラスベガス(Las Vegas)の練習拠点でウイルス検査に陽性反応を示したという。

 米スポーツ専門チャンネルESPNは、ラスベガスのTモバイル・アリーナ(T-Mobile Arena)で行われるこの一戦が、暫定的に10月9日に設定されていると伝えた。(c)AFP