【5月21日 AFP】ボクシング、WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(Tyson Fury、英国)と元同級王者デオンテイ・ワイルダー(Deontay Wilder、米国)の3度目の対戦が口頭合意に至ったと、米スポーツ専門チャンネルESPNが20日に報じた。

 フューリーはWBAスーパー・IBF・WBO王者アンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua)との同胞対決に向けて交渉を進めていたが、ESPNは17日に複数の情報筋の話として、待望の統一戦は独立した仲裁人の裁定によって保留になったと伝えていた。

 ワイルダーとフューリーの一戦は、米ラスベガス(Las Vegas)で早ければ7月24日に行われ、8月14日が予備日として設定されているという。

 プロモーターのボブ・アラム(Bob Arum)氏がESPNに明かしたところによると、契約は数日以内に正式に結ばれる見通しで、ファイトマネーの割合はフューリーが60パーセント、ワイルダーが40パーセントとなっている。

 両者の対戦は2018年に引き分けで終わった後、2020年の再戦ではフューリーがTKO勝ちを収めてWBCのタイトルを獲得した。(c)AFP