【7月7日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間7日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は399万6519人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億8452万4100人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 6日には世界全体で新たに8254人の死亡と44万6454人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1780人。次いでインドネシア(1040人)、インド(930人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに60万5905人が死亡、3374万7198人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は52万6892人、感染者数は1885万5015人。以降はインド(死者40万4211人、感染者3063万3665人)、メキシコ(死者23万3958人、感染者254万9862人)、ペルー(死者19万3588人、感染者206万9051人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの587人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が129万6118人(感染3820万250人)、欧州が117万5509人(感染5502万9236人)、米国・カナダが63万2283人(感染3516万5224人)、アジアが59万1617人(感染4085万4733人)、中東が15万1948人(感染948万4223人)、アフリカが14万7896人(感染573万2921人)、オセアニアが1148人(感染5万7514人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP