【6月30日 AFP】アフリカ中部のガボンでこのほど、飼育下から野生に戻された雌雄のゴリラから赤ちゃんが生まれた。このような状況下での赤ちゃん誕生は世界で初めて。

 赤ちゃんゴリラは、同国南東部にあるバテケ高原(Bateke Plateau)国立公園で今月13日夜に誕生したとみられている。

 13歳の母ゴリラと15歳の父ゴリラはそれぞれ、フランスと英国の動物園で飼育されていたが、雌は2019年、雄は2013年に同国立公園に移された。

 野生復帰の複雑なプロセスの中での繁殖は画期的。(c)AFP/Adam PLOWRIGHT and Maxime MAMET