【7月3日 CGTN Japanese】四川省(Sichuan)自貢市(Zigong)にある自貢恐竜博物館の中外古生物学者研究チームは6月26日、自貢市富順県(Fushun)で保存状態の良好な恐竜の足跡を発見しました。その中には長さわずか10.2ミリの極めて小さな恐竜の足跡も含まれています。

 現地の人々は一部の岩石の表面が「鶏の爪」の形で覆われていることに気づきました。自貢恐竜博物館の職員はそれが恐竜の足跡だと確認しましたが、生まれて間もない恐竜が残したものなのか、それとも成年の小型恐竜が残したものなのか、結論はまだ出ていません。

 研究チームによりますと、恐竜の足跡は、典型的な生痕化石として豊富な情報が含まれ、恐竜の当時の行動の縮図です。恐竜足跡学の重要な機能の一つは、当時の現地の動物群の構成を効果的に判別することで、これらの情報は骨格化石の限定性をかなりの程度補うことができます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News