【6月28日 AFP】米フロリダ州で集合住宅の一部が崩落した事故で、マイアミデード(Miami-Dade)郡当局は27日、確認された死者数は9人になったと発表した。24日の事故発生から4日目を迎える中、いまだ150人以上の安否が分かっておらず、家族は不安な日々を送っている。

 現場では高温多湿の中で行方不明者の捜索が続けられているが、がれきを除去しながらの作業はなかなか進まず、生存者救出の見込みは刻一刻と厳しくなっている。

 ダニエラ・レビン・カバ(Daniella Levine Cava)郡長によると、現場では巨大クレーン2基を投入し、救助犬を伴った6~8組のチームが交代で休まず捜索活動を続けている。

 米国人の他、イスラエルとメキシコからも技術者と捜索救助の専門家が参加している。(c)AFP