【6月26日 AFP】テニス、バイキング国際イーストボーン(Viking International Eastbourne 2021)は25日、女子シングルス準決勝が行われ、元全仏オープン(French Open)覇者のエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)が6-4、6-1でエレナ・リバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)を下し、決勝進出を果たした。

 現在は世界ランキング43位となっているオスタペンコは、第1セット終盤に腰に問題がある様子を見せたリバキナに対して38本のウイナーを記録し、アネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)との決勝へ駒を進めた。

 世界27位のコンタベイトは、第1セットを5-4とリードしたところで対戦相手のカミラ・ジョルジ(Camila Giorgi、イタリア)が太もものけがを理由に棄権し、勝ち上がりを決めた。

 ジョルジは準々決勝で第1シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)を破っていたが、その試合で消耗したつけを払う形となった。

 一方、男子シングルス決勝の顔合わせは、第2シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)と第3シードのロレンツォ・ソネゴ(Lorenzo Sonego、イタリア)の顔合わせに決まった。

 デミノーはクォン・スンウ(Kwon Soonwoo、韓国)を6-3、7-6(7-2)、ソネゴはマックス・パーセル(Max Purcell、オーストラリア)を6-1、3-6、6-1で下して決勝に進出した。(c)AFP