【6月26日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間25日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は390万3064人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億7993万1620人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 24日には世界全体で新たに8601人の死亡と40万3975人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの2032人。次いでインド(1329人)、コロンビア(689人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに60万3178人が死亡、3359万549人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は50万9141人、感染者数は1824万3483人。以降はインド(死者39万3310人、感染者3013万4445人)、メキシコ(死者23万2068人、感染者249万3087人)、ペルー(死者19万1286人、感染者204万186人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの580人。次いでハンガリー(310人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(294人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が125万5002人(感染3669万8515人)、欧州が116万2741人(感染5415万9408人)、米国・カナダが62万9370人(感染3500万2183人)、アジアが56万6428人(感染3954万2247人)、中東が14万8827人(感染915万9690人)、アフリカが13万9574人(感染531万6839人)、オセアニアが1122人(感染5万2744人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP