【6月26日 CGTN Japanese】中国国家鉄道グループ有限公司によりますと、チベット自治区(Tibet Autonomous Region)のラサ(Lhasa)と林芝(Nyingchi、ニンティ)を結ぶ鉄道は25日に開通・運営されることになるということです。これで、ラサから山南やニンティまでの所要時間はそれぞれ1時間10分と3時間29分に短縮されました。

 この鉄道の起点はラサで、終点はニンティ、全長435.48キロメートル、設計時速は160キロで、沿線には九つの駅があります。

 この鉄道の90%以上は標高3000メートル以上のところに位置し、ヤルツァンポ川を越えるため、沿線の標高差は2500メートルほどあり、施工はとても困難でした。

 中国国家鉄道グループは国内の車両研究開発および機器製造企業とともに、復興号内部電源デュアルソース列車の研究開発に成功し、ラサ・ニンティ間鉄道が開通すると同時に、運行されることになりました。これにより、高速列車の「復興号」は31の省や自治区・直轄市の全面的カバーを実現しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News