【6月25日 AFP】テニス、バイキング国際イーストボーン(Viking International Eastbourne 2021)は24日、女子シングルス準々決勝が行われ、予選勝者のカミラ・ジョルジ(Camila Giorgi、イタリア)が大会第1シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)を7-6(7-5)、0-6、6-4のフルセットで撃破し、4強入りを果たした。

 ジョルジはタイブレークの接戦にもつれた第1セットを制した後、第2セットを1ゲームも取れずに落としたが、そこから巻き返して2時間15分を超える戦いの末に勝利を収めた。準決勝の相手はアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)に決まった。

 コンタベイトは同日の準々決勝で予選勝者のヴィクトリヤ・ゴルビッチ(Viktorija Golubic、スイス)と対戦。第2セットではゲームカウント5-6の劣勢で相手のサービングフォーザマッチを迎えるなど一時は崖っぷちに追い込まれたが、2-6、7-6(7-2)、7-5で逆転勝ちを収めた。

 その他では、2017年の全仏オープン(French Open 2017)女王であるエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)が、ロシアのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)を1-6、7-5、6-2の逆転で下した。

 第1セットは4度ブレークされるなどして1ゲームしか取れなかったが、見事に巻き返してベスト4入りを果たしたオスタペンコは、準決勝でエレナ・リバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)と対戦する。

 リバキナは準々決勝でアナスタシヤ・セバストワ(Anastasija Sevastova、ラトビア)と対戦し、 2-6、7-6(9-7)、7-6(7-5)で競り勝った。(c)AFP