【6月23日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領が22日、性的少数者であることをカミングアウトした元サッカー女子日本代表の横山久美(Kumi Yokoyama)と米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)、ラスベガス・レイダース(Las Vegas Raiders)のDEカール・ナッシブ(Carl Nassib)を「勇敢だ」と称賛した。

 バイデン大統領はツイッター(Twitter)に「カール・ナッシブと横山久美という、今週カミングアウトした著名かつ手本になるアスリートへ。君たちの勇敢さを誇りに思う。君たちのおかげで、世界中の無数の子どもたちが新たな光に包まれる自分を目にしているはずだ」と書き込んだ。

 横山は2019年の女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)の日本代表メンバーで、現在は米ナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ(NWSL)のワシントン・スピリット(Washington Spirit)でプレーしている。

 日本は他の先進国と比べ性的少数者(LGBTQ)の権利に関して後れを取り、カミングアウトをするアスリートも少ないが、横山は米国で生活していることで性自認やジェンダーについて「オープン」にしていいと感じるようになったと話している。

 一方、NFLでの5年のプレー経験を持つナッシブは、米国一の人気スポーツの現役選手では初めて、同性愛者であることを公表した。

 引退後に同性愛を公表する選手は数人おり、2014年には当時学生選手のマイケル・サム(Michael Sam)氏がカミングアウトをし、その後セントルイス・ラムズ(St Louis Rams)からドラフト指名を受けたが、レギュラーシーズンの試合には一度も出場せず放出されていた。(c)AFP