【6月22日 AFP】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2020)は21日、グループCの試合が行われ、オランダはジョルジニオ・ワイナルドゥム(Georginio Wijnaldum)の2得点などで3-0と北マケドニアに完勝し、3連勝を挙げた。

 オランダはホームのヨハン・クライフ・アレナ(Johan Cruyff ArenA)で24分にメンフィス・デパイ(Memphis Depay)が先制点を決めると、主将のワイナルドゥムが51分と58分に追加点を記録した。

 大会開幕前にイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)からフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に移籍したワイナルドゥムは、デパイとの「特別なつながり」を歓迎した。

 デパイが絡んだプレーから2得点を挙げたワイナルドゥムは「メンフィスとはPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)で長い間プレーしてきたから特別なつながりがあるんだ」と語ると、「でもメンフィスと自分だけではない。チームの中には違いを生み出せる選手がほかにもいる」と続けた。

 グループリーグ全勝で勝ち点を9に伸ばしたオランダは、決勝トーナメント1回戦でグループD、E、Fの3位チームのどれかと対戦する。

 一方の北マケドニアは、主要国際大会初出場で3連敗となった。

 それでもこの一戦、ひいてはこの大会は、同国のFWゴラン・パンデフ(Goran Pandev)にとって最後の代表戦として記憶されるだろう。

 20年にわたり代表でプレーしたパンデフは、試合前に代表戦通算出場試合数の122と刻まれたオランダ代表のユニホームをプレゼントされると、後半途中に交代する際にはチームメートからガードオブオーナーで見送られた。(c)AFP/Andy SCOTT