【6月22日 Xinhua News】中国の今年の映画興行収入は20日に270億元(1元=約17円)を超えた。今年は2019年より20日ほど遅かった。中国の映画情報・オンラインチケット販売大手「猫眼電影」が公表したデータで分かった。

 今年以降の興行収入トップ10には、国産映画8作品が名を連ねる。うち、中国の人気コメディアン賈玲(Jia Ling)の監督デビュー作『こんにちは、李煥英(Hi、Mom)』は54億1千万元(全興行収入に占める割合20・0%)で1位、万達影視伝媒(ワンダ・ピクチャーズ)のコメディー映画『唐人街探案3(邦題:僕はチャイナタウンの名探偵3)』は45億2千万元(同16・7%)で2位となった。

 外国映画は、米国作品の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が13億9千万元で3位、『ゴジラVSキングコング』が12億3千万元で4位だった。(c)Xinhua News/AFPBB News