【6月16日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間15日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は381万3994人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億7617万1260人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 14日には世界全体で新たに8896人の死亡と31万1632人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの2726人。次いでブラジル(827人)、アルゼンチン(686人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに59万9945人が死亡、3347万4765人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は48万8228人、感染者数は1745万2612人。以降はインド(死者37万7031人、感染者2957万881人)、メキシコ(死者23万187人、感染者245万5351人)、ペルー(死者18万8921人、感染者200万4252人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの573人。次いでハンガリー(310人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(289人)、チェコ(282人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が121万2922人(感染3512万7289人)、欧州が115万2226人(感染5365万3752人)、米国・カナダが62万5884人(感染3487万7603人)、アジアが54万460人(感染3847万8717人)、中東が14万6402人(感染892万1286人)、アフリカが13万4995人(感染506万2080人)、オセアニアが1105人(感染5万536人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP