【6月14日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間14日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は380万5928人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億7586万7480人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 13日には世界全体で新たに8276人の死亡と31万3297人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの3921人。次いでブラジル(1129人)、コロンビア(586人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに59万9769人が死亡、3346万2035人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は48万7401人、感染者数は1741万2766人。以降はインド(死者37万4305人、感染者2951万410人)、メキシコ(死者23万150人、感染者245万4176人)、ペルー(死者18万8708人、感染者200万3625人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの572人。次いでハンガリー(310人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(289人)、チェコ(282人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が121万62人(感染3501万7964人)、欧州が115万1269人(感染5360万8973人)、米国・カナダが62万5700人(感染3486万4161人)、アジアが53万6959人(感染3838万1559人)、中東が14万6178人(感染889万8186人)、アフリカが13万4656人(感染504万6204人)、オセアニアが1104人(感染5万433人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP