【6月5日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2021)は4日、男子シングルス3回戦が行われ、錦織圭(Kei Nishikori)は第1セット終了後にヘンリ・ラークソネン(Henri Laaksonen、スイス)が棄権したため、16強入りを果たした。

 錦織が7-5で第1セットを奪った後、予選勝者のラークソネンは脚の負傷を理由に棄権を申し出た。

 3回戦進出までに2試合連続のフルセットマッチで8時間以上を費やしていた錦織だったが、この日コートで過ごしたのは1時間ほどだった。

 4回戦での対戦相手は第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)に決定。これまでの直接対決では1勝4敗となっており、今季全仏の前哨戦となったマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2021)とイタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2021)では敗れている。

 錦織はこのズベレフ戦で勝利すれば、四大大会(グランドスラム)では通算100戦目の勝利となる。(c)AFP