大坂なおみの全仏OP棄権 ライバルや元選手らの反応
発信地:パリ/フランス
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【6月1日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2021)期間中の記者会見を拒否していた大坂なおみ(Naomi Osaka)が31日、3年ほど前から「長期のうつ」に苦しんでいることを明かし、出場していた女子シングルスの棄権を表明した。そこでAFPは、テニス界を揺るがせた大坂の発表に対する他選手らの反応をまとめた。
■元世界ランキング1位のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)
「とにかく、なおみの心情を察するだけ。どのような状態か分かるから、彼女を抱きしめてあげたい気持ち」
■四大大会(グランドスラム)女子シングルスで優勝18回のマルチナ・ナブラチロワ(Martina Navratilova)氏
「なおみのことは本当に悲しい。彼女が元気になるように心から願っている。アスリートとして、私たちは自分たちの体をケアするように教えられるが、精神面や感情面は軽視されているかもしれない。これは記者会見をする・しない以上の問題。幸運を祈っている、なおみ。みんなあなたを応援している」
■フランステニス協会(FFT)のジル・モレットン(Gilles Moretton)会長
「大坂なおみの棄権は残念で悲しい」
■10代の新星コリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)
「(ハートの絵文字を添えて)くじけないで。あなたの繊細なところも大好き」
■全仏オープン第4シードのソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)
「彼女の決断と行動を尊重する。うまくコメントできないけれど、誰もが自分自身の問題を抱えていると感じる」