【5月28日 CGTN Japanese】国際医学定期刊行物「米国医師会雑誌(JAMA)」はシノファーム(中国医薬集団)傘下の中国生物技術(CNBG)が発表した「2種類の新型コロナウイルス不活化ワクチンの、成人の新型コロナウイルス肺炎感染に対する保護効力評価」を掲載しました。これは世界で初めて正式に発表されたコロナ不活化ワクチンIII期臨床試験の結果で、中国のコロナワクチンIII期臨床試験の初の結果発表でもあります。

 研究結果によりますと、中国生物技術の2種類の不活化ワクチンは2回接種後14日で、高力価抗体を産生し、有効な保護を形成することができます。しかも対象グループの中和抗体の陽転率は99%以上に達しました。WIV04ワクチン群の保護効力は72.8%、HB02ワクチン群の保護効力は78.1%であり、安全性は良好で、副反応の多くは注射部位の痛みであり、程度が軽く、一過性と自己制限性があるとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News