【5月25日 AFP】サッカー日本代表DFの酒井宏樹(Hiroki Sakai)は24日、5シーズン過ごしたフランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)を退団すると発表した。

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 31歳の酒井は、チームとの契約を2022年まで残していたが、「今シーズン限りで欧州を離れ、マルセイユでの夢に終止符を打つことに決めた」とインスタグラム(Instagram)で明かし、「実はマルセイユに来たときから、OM(マルセイユ)が欧州での最後のクラブになると決めていた。その気持ちは変わっていない」と説明。

「出場した184試合で、常にこの美しいユニホームに自分の全てをささげてきた」と続け、「サヨナラ」とつづった。

 日本代表として64試合に出場している酒井は、2016年に(当時)ドイツ・ブンデスリーガ1部のハノーバー96(Hannover 96)から移籍し、マルセイユでは公式戦184試合に出場して2得点を記録。2018-19シーズンにはファンが選ぶチームの最優秀選手となった。

 酒井は腰のけがが再発したため、23日に行われたメッス(FC Metz)との今季最終戦は出場することができなかった。(c)AFP