【5月17日 AFP】20-21イタリア・セリエAは16日、第37節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)はホームでカリアリ(Cagliari Calcio)と0-0で引き分け、来シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)に出場できるかどうかは、最終節の結果次第となった。

 この試合に勝利していれば、8シーズンぶりのチャンピオンズリーグ出場を決めることができたミランだが、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)を負傷で欠く中で勝ち点を落としてしまい、トップ4争いは大混戦となっている。

 2位アタランタ(Atalanta)とのアウェーゲームを最後に控えているミランのステファノ・ピオリ(Stefano Pioli)監督は、「硬くなりすぎた」と振り返った。

「ユベントス(Juventus)戦、そしてトリノ(Torino FC)戦で一生に一度の試合を行えたのだから、アタランタ戦もそうなるだろう。挑戦しなければならない」

 アタランタは前日の試合でジェノア(Genoa CFC)を4-3で下しており、3シーズン連続でチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。

 ミランは、フィオレンティーナ(Fiorentina)を2-0で下した4位ナポリ(SSC Napoli)に勝ち点76で並ばれたものの、3位キープとなった。しかし、新王者インテル(Inter Milan)を3-2で下した5位ユベントスは勝ち点を75にまで伸ばし、ミランに1ポイント差と迫っている。

 次週行われる最終節で、ナポリは中位につけるエラス・ベローナ(Hellas Verona)をホームに迎える。10シーズンぶりとなるチャンピオンズリーグ不出場はなんとしても避けたいユベントスは、アウェーでボローニャ(Bologna FC)と対戦する。(c)AFP