【5月14日 AFP】イタリア・セリエA、インテル(Inter Milan)に所属するFWロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)の誕生日を祝うパーティーに出席し、新型コロナウイルス対策の規則を破ったとして、同選手を含む計4選手に罰金処分が下ったと、地元メディアが報じた。

 ルカクの28歳を祝うパーティーは、インテルが3-1で勝利した12日のASローマ(AS Roma)戦後からミラノ(Milan)のホテルで夜通し行われ、アクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)やイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)、アシュリー・ヤング(Ashley Young)ら計24人が参加していたと、伊スポーツ紙ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)は伝えている。

 警察が駆けつけ、新型ウイルス対策の規則に違反したとして出席者全員が罰金を科されたという。

 これに対してルカクに近い関係者は、同選手は友人と共に外出したものの、パーティーは開催しなかったと話している。

 ローマ戦でチームの3点目を決め、リーグ戦のゴール数を22得点にまで伸ばしたルカクは、セリエAの得点ランキングで首位に立つユベントス(Juventus)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)に6ゴール離されている。

 インテルはすでに4試合を残して2009-10シーズン以来のスクデット(リーグ制覇)を果たしており、ユベントスの10連覇を阻止した。

 新王者に輝いたインテルは15日にユベントスとの一戦を控えており、来週末にはウディネーゼ(Udinese)との最終戦に臨む。(c)AFP