【5月10日 AFP】20-21イタリア・セリエAは9日、第35節の試合が行われ、前年王者ユベントス(Juventus)はホームでACミラン(AC Milan)に0-3で完敗し、5位に転落した。

 ブラヒム・ディアス(Brahim Diaz)の得点で前半終了間際に先制したミランは、フランク・ケシエ(Franck Kessie)がPKを失敗するも、アンテ・レビッチ(Ante Rebic)とフィカヨ・トモリ(Fikayo Tomori)がそれぞれ追加点を挙げた。

 3位に浮上し、2位アタランタ(Atalanta)と72ポイントで並んだミランは8シーズンぶりとなる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場の可能性が高まっており、ナポリ(SSC Napoli)が両チームと勝ち点2差で4位につけている。

 一方、現在27ゴールで得点ランキング首位に立つクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)も不発に終わり、3試合を残して4位と1ポイント差の5位となったユベントスは、新王者に輝いたインテル(Inter Milan)との試合を今週末に控えている。

 ユベントスを率いるアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)監督は、「非常に良い形で試合に入ったのに、徐々に崩壊していった。説明が難しい」とコメント。辞任の可能性は否定し、「私はもっとうまくやれると思う。3試合残っており、指揮できる限りは自分の仕事を続ける」と主張した。(c)AFP/Emmeline MOORE