【5月4日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間4日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は321万4644人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億5340万3380人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 3日には世界全体で新たに1万340人の死亡と68万2324人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの3449人。次いでブラジル(983人)、アルゼンチン(540人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに57万7500人が死亡、3247万1116人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は40万8622人、感染者数は1477万9529人。以降はインド(死者22万2408人、感染者2028万2833人)、メキシコ(死者21万7345人、感染者234万9900人)、英国(死者12万7539人、感染者442万1850人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの289人。次いでチェコ(275人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(261人)、モンテネグロ(240人)、北マケドニア(238人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が107万6355人(感染5074万9731人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が92万9714人(感染2912万1265人)、米国・カナダが60万1819人(感染3370万9951人)、アジアが35万1317人(感染2730万8392人)、中東が13万1824人(感染788万7860人)、アフリカが12万2556人(感染458万2649人)、オセアニアが1059人(感染4万3533人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP