【4月24日 AFP】男子テニス、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は23日、選手への新型コロナウイルスワクチン接種が義務化されないことを願っていると話し、自身が打つかどうかの決断は非公表とすると述べた。

 現在開催中のセルビア・オープン(Serbia Open 2021)でベスト4入りを果たしたジョコビッチは、試合後に「自分は今も選択の自由を支持している」とコメントした。

 大会にエントリーするためにワクチンを接種するかどうか聞かれると、この件に関して過去に慎重な姿勢を示していたジョコビッチは、「自分の決断は人に言わないことにする。これはプライベートでデリケートなことだ。ワクチンに関して賛成もしくは反対している人間だと決めつけられたくない」と明言を避け、「義務化されないことを願っている」と語った。

 ジョコビッチは昨年、セルビア・オープンと同じ会場でエキシビションイベントを主催したが、大会後には他の複数の選手とともにウイルス陽性となり、物議を醸した。(c)AFP